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◆2018年1月18日発売 PS4 EXPERIENCE
『死印』(CERO D)
●都市伝説・心霊ホラーアドベンチャー 限定版
限定版(開封厳禁!呪われた限定版)特典
・友野るい氏描きおろしオリジナルBOX
・死印 設定資料集
・ボイス・SE収録CD
【プレイ前コメント】
もともと、この手のノベルゲームが好きなこともあって、発売当初からチェックを
入れていましたが、通常版と限定版どっちを買おうか迷っているうちに数ヶ月が
経過(笑)。そうなると「もう少し値下がりしたらな」と(^^ゞ
まぁ、そんな世知辛い話は抜きにしても面白そうなタイトルです。ここ最近に
プレイしたノベル系は、どれも当たりだったので本作にも期待したいです。
プレイ途中・・・
【概要】
東京都H市、この郊外都市に最近奇妙な噂話が広がっていた。
・・・シルシを持つ者は死ぬ・・・
突如体にまるで噛まれたような痣「シルシ」が刻まれ、原因不明の死を遂げると
いうものだ。事実この町では、人が謎の不審死を遂げる怪奇事件が発生していた。
この事件は都市伝説的に、どこかで幽霊に遭遇したせいいだ、知らぬ間に呪いに
祟られるようなことをした、などと様々な憶測を元に広まっていった。
記憶を失ったあなたは、シルシを持つ者を保護するという洋館の前にいた。
何かに引き寄せられるように洋館の扉を開くと、そこで美しい人形に出会う。
「ようこそ、九条館へ・・・」
続けて人形は語る。「このままでは、あなたは死にます。ただ、助かる方法が
ない訳ではない」
死へのカウントダウンはすでに始まっていた・・・
【システム】
PS4版とvita版の収録分の違いは、追加シナリオです。vitaの方は現在有料DLC
として配信されていますが、PS4の方はソフトに収録されています。
※Switch版にも収録されています。
新エピソード「都市伝説:雨の赤ずきん」
本作は章立てでストーリーが進行します。章ごとに異なる怪異・印人が登場し、
主人公はシルシの謎に迫っていきます。拠点となる九条館では、共に謎を調査する
印人を選択したり、メリイからアドバイスをもらうことが出来ます。
心霊スポットでの探索は主観視点で進んでいきます。怪しい場所を懐中電灯で照らし、
謎を解く手掛かりを見つけましょう。「デッドリーチョイス」という選択があり、これが
プレイヤーの運命を分かちます。死に直結する場合もあります。
謎を解き明かす手掛かりが揃った時、人知を超えた存在、怪異との対決の時です。
探索で発見したアイテムをコマンドで選択し行動します。パートナーとの連携が重要と
なり、コマンドを選んだ順番で連携行動が発動することもあります。
必要なアイテムが揃えば、ほぼ自動的にボス戦となるため先に進めない場合は
何かが揃っていない・・・と判断出来ます。とりあえず、片っ端から見聞きしていけば
問題ありません。が、正直システム方面は、かなり不親切。Qセーブ&ロードも過去
ログからの戻りも出来ない上に好きなところでセーブや設定の変更が出来ません。
アイテムのチェックなども同様に出来る場所が決まっている仕様です。
デッドリーチョイスはタイムゲージが減っていくタイプの時限性なので、ゆっくりと
読んだり選んだりしたい方にはストレス過多かも。とにかくセーブ出来る箇所では
こまめに取って置く方が無難だと思います。特に章最後のボス戦前のセーブは
必要なアイテムを得てしまうと手遅れの場合が多いので、要注意。
※以下、ネタバレ詳細感想につき未プレイ&ネタバレがダメな方は、
ここで回避をお願いしますm(_ _)m
【主人公】
記憶を失った中年男性。何かに誘われる様に館へと辿り着いた。
そこで自分に刻まれた「呪いの宿命」を知ることとなる。

第一章:記憶喪失のまま館に入って九条サヤの奇妙な遺体を発見。しかしそれは雷鳴と
共に幻のように消えており、動きしゃべる人形のメリイによって呪いの存在を知らされた
彼は館に残って捜査することに。しかし第一の花彦くんは色々な小学校で噂になっている
鏡を移動して呪いを振りまいているらしい怪異です。正体は廃校となった学校の校長の
養子となった花彦くんには女装癖があり、それを無理やり矯正しようとした養父によって
彼は憔悴し殺されてしまったかしたようで、それ以来、犠牲者は薔薇の苗床にされたり
失踪事件が相次ぎました。真下はそれを上訴したら警察をクビになり、単独で捜査を
続けていて呪いを受け、廃校で彼らと遭遇。結果的に救済ルートで倒しても主人公の
痣は消えません。どうやら痣はそれをつけた対象を消滅させないと消えないようです。
救済ルートで無事に全員生存したまま解決すると萌とつかさは館を去り、真下は他に
解明したい真相がここで分かるかも知れないとメリイに言われ主人公を手助けするため
館に残ります。
第二章:外の情報入手は真下に手伝ってもらいながら、数日が経過。翔がH城樹海で
受けた呪いの件を相談にきます。夜のH城樹海で出没する森のシミ男と呼ばれる怪異。
調査に向う訳ですが、最初は翔か真下しかパートナーに選べません。前半戦はそれで
いいのですが、クリスティが途中で仲間になって後半の探索には彼女を選ぶ方が良いです。
途中で女性しか通れない道が2箇所あるので。しかし必ずボス戦の前(最後のアイテムを
入手する前)に男性陣にパートナーを変えないと勝てません。
森のシミ男は、この樹海辺りで活動していたカルト集団(?)「蜂蜜家族」の一人でした。
何らかの理由で集団自殺したメンバーの一人なのか、裏切り者扱いされた奴なのか・・・
養蜂で生計を立てていた集団(?)のようで、シミ男は人間の遺体を蜂の巣にしており、
正直「・・・蜂蜜食べられなくなりそう(-_-;)」程度には気持ち悪かったです。
救済ルートの後、翔と真下の呪いは消えますが主人公とクリスティの痣は消えません。
そして翔と真下は館を去ります。
第三章:痣の消えていないクリスティと主人公。数日が経過して、クリスティはただ待つ
よりH神社の一件を調べた方が良いのではないかと提案する。メリイにH神社の事を
聞くと、その神社は50年前から九条家が祭っていた氏神だったが、最近では放置されて
いた。メリイも同行して神社を捜査すると、首のない仏像がゴロゴロ転がっており、荒れ
果てていた。祀られていた仏像も盗まれ、クリスティは「その祟りでは?」と言い出す。
帰り道、メリイが妙な気配を察知して車を止めさせる。そこは公衆電話の近くで、そこには
小学生くらいの女の子(すず)とヲタク系青年(栄太)がいた。犯罪の臭いがすると思った
クリスティが咎めるが、探し物の場所を教えてくれるという「くちゃら花嫁」という怪異現象を
すず試したがり、栄太を頼ったため同行していただけだった。しかし二人とも痣があると
判明し、一緒に九条家に連れ帰ることに。栄太からの情報により色々と調べるうちに、
くちゃら花嫁の正体が5年前に起った婦女暴行事件とその後の女性の自殺に関連が
あると分かる。5年前結婚を目前に控えた女性が犬の散歩中に不良グループに絡まれ、
拉致去れた挙句、山小屋で乱暴され別の場所で放棄された。犬は轢き逃げされており
女性は樹海で自殺を図った。その後、婚約者だったミュージシャンの男性は行方不明。
結論から言えば、婚約者の男は恋人を乱暴した連中を皆殺しにした上で自分も樹海で
自殺。主人を守ろうと戦ったのだろう犬も成仏出来ず、森を彷徨っており、それらの痕跡を
追って解決すると最後にくちゃら花嫁が登場。ミュージシャンだった恋人が作った曲を
正しい順番で聴かせると心の平穏を取り戻し、愛犬とも再会出来て成仏します。
主人公を除く全員の痣が消えて館から去りました。
第四章:前回最後に少し話題となったK宮町北通りの怪異。白いコート?の女が何かを
抱えて消えてしまった話ですが、新しく痣の件で館を訪れたアイドルの愛からも、改めて
その怪異を聞きます。彼女はテレビの番組取材でそこを訪れて痣が出来たからです。
二人で調査に向うとマンホールの下で不審な男と出会い、「縄張りを荒らすな」と忠告を
受けます。上に戻ると愛が一緒に取材に同行した安岡という占い師に出会います。
彼女は九条サヤとも知己であり、九条家の事情にも少しは通じていました。
それにしても九条家先先代が村雨、先代が正宗で次が娘のサヤ・・・刀系で最後に鞘?
主人公が九条家とどんな関係にあるかまだ分かりませんが本名が村正だったら笑えるw
ずう先生の正体は、途中で発見されたまどかの元同僚だった頭川学という女性。
H小学校の理科の先生になった経緯は不明です。まどかから古い地下壕の地図を盗み
それが原因で怪異化したかも知れないと後で分かります。あと、まどかの痣は今回の
事件では消えないため主人公と同じ経緯で呪われた可能性が高いです。
第五章:

【メリイ/cv:立花理香】
九条館の当主・九条サヤに命を与えられた美しい西洋人形。
亡き主人の代わりに、印人を救済することが目的。
【謎の黒いウサギ】
時折主人公たちの前に姿を現す謎の黒ウサギ。
【渡辺 萌】
オカルト好きな女子高生。「シルシ」のことを相談するために九条館を訪れる。
第一章で館を訪れた女の子。廃校になっている小学校にオカルト取材をしに出向いて
鏡を見たことから花彦くんの呪いに掛かったらしい。普段から双眼鏡など持ち歩き、
好奇心が旺盛。救済ルートでは、呪いが解けて館を去った。
【吉田つかさ】
大人びた小学生。怪奇現象や幽霊は非科学的だと言っているが、内心では
怖がっている。
萌と同じく第一章で登場。有名な進学校に通っている。忘れ物を取りに夜の学校に
出向いてトイレの鏡から花彦くんの呪いに掛かったらしい。どこか大人を馬鹿にして
いるところがあり、大人が子供を守るのは当然だと自ら公言するなど擦れたところが
ある。救済ルートでは、呪いが解けて館を去った。
【真下 悟】
元刑事。強硬手段で怪奇現象の解決を図ろうとしている。
廃校となった小学校の事件絡みで行方不明者の捜索をしており、事件性があることを
上訴した結果、権力の煽りを受けてクビになった不運な刑事。
第一章で主人公が廃校の探索を行って地下で出会う。彼も花彦くんの呪いによあり
痣が出来ており一章解決の際に呪いは解けたがメリイに依頼されて館に残った。
安易に外で情報を得られない主人公に代わって色々捜査を手伝ってくれる。
第二章で私は翔を同行者に選んだのですが(たぶんクリスティを選んでも)途中で
彼が来るまで迎えに来てくれます。そこが探索前半終了の合図。しかし、この行動で
真下もシミ男の呪いを受け、再び痣が出来ます。ボス戦勝利すれば彼の呪いも解け
ますが、真下は今回の「蜂蜜家族」の一件でも何やら因縁があった様子。ボス戦後に
彼は「自分の中では決着がついた」と言い、館を去りました。誰かの墓参りに行けると
言っているので、この一件で誰か親しかった人が亡くなったのかも。
【長嶋 翔】
粗暴な不良少年。怖いもの知らずに見えるがオカルトだけは大の苦手。
第二章で館を訪れる高校生だが1年ダブりで19歳。H城樹海をバイクで夜のツーリング
していた際に森のシミ男と遭遇し呪いの痣が出来た。言動や行動は粗野だが、根は割り
と良い奴っぽい。二章の探索では女性でないと通れない箇所が2つほどあるため、先に
クリスティを使っても良いのだが、私は一応同行は翔にしました。
ボス戦も翔で戦ったため金属バット使用。破壊ルートだと懐中電灯が消えた後で彼が
行方不明となり(たぶん死亡)ます。救済ルートで無事生還。呪いも彼のものは解けて
館から去りました。
【木村正男】
メインキャラではないが、第二章の樹海で遭遇する自殺志願者。必死に働いていたが
妻の浮気で何もかも嫌になった様子。最初のデッドリーチョイスの相手。キレると怖い。
主人公の言動で自殺を取りやめ、樹海を去ったはずだったが出口付近でシミ男に捕ま
ったようで蜂の巣にされてしまった不運な男。
【有村クリスティ】
フリーアナウンサー。有名なキャスターだったが、問題を起こして芸能界から引退。
第二章の探索途中の小屋に避難していた女性。不倫報道の後、悲観して死を選ぼうと
樹海に入ったがシミ男と遭遇して怖くなり、一旦死ぬのをやめ主人公たちに助けを求めた。
探索途中では女性しか行けない箇所が2つほどあり、彼女を同行することで通れる。
(一旦通れた後は男性キャラでもOK)ただし、戦力にはならないめボス戦前にチェンジ。
救済ルートでも呪いは解けず、館に残る事に。第三章で自分が呪いを受けた原因が
公衆電話にあることに気付き、くちゃら花嫁の怪異が無事解決後に痣が消えた。
死ぬ事も止めにした様子で館を去った。
【森宮すず】
強い霊感を持つ小学生。複雑な家庭事情で、父親の居場所を知らない。
とある宗教団体に傾倒してしまった母親と、それに嫌気がさして家を出て別の女に
走った父親がいるらしい。母親が父親の居場所を教えてくれないため、くちゃら花嫁に
聞こうとネット上で知り合いになった栄太を頼った。真夜中の公衆電話で、くちゃら花嫁に
父親の居場所を聞いた後で痣が出来た。第三章のとある場所でとあるアイテムを入手
する時に現場にいると役に立つ(笑)。破壊ルートで連れていたため一度行方不明に。
救済ルートで怪異が解決後に無事館を去った。
【中松栄太】
第三章で登場するアイドルが好きなオタク。オカルト掲示板の常連。見た目は
脂肪漢のきもヲタ系だが心根は優しい、割とまっとうな(?)青年。
ネットで知り合いになったすずの希望でくちゃら花嫁が出るという公衆電話に同行して
いた。その現場を勘違いしたクリスティに咎められる(笑)。栄太もくちゃら花嫁の呪いに
より痣がある。とある場所のアイテムを入手する時に彼に頼んでもOK。
ネットに詳しい分、情報通で問題解決のためのヒントなども彼が与えてくれる。
【柏木 愛】
第四章で館を訪れた少女。H市を拠点に活動しているローカルアイドル。正義感が
強くてヒーロー願望がある。テレビ番組で訪れたミステリースポット、K宮町北通りで
噂を調査中に呪いを受け痣が出来た。根が真っ直ぐで場を明るくする雰囲気がある。
特にこの章のボス戦にはピアノを弾ける彼女が必須です。
【???】
第三章で愛と一緒にマンホールの中を調査した時、突然現れて妙な忠告をして去って
いった浮浪者?らしき男。
【安岡都和子】
第三章で愛と一緒にまずK宮町北通りに調査に行き、地下道から上がってくると遭遇
出来る。前に愛と一緒にテレビ取材で訪れたK宮町北通りで同じく呪いを受けて痣が
出来た。九条家とは縁があったが先々代(村雨)と喧嘩をしたらしく、それ以来は疎遠に
なっていたらしい。先代(正宗とサヤ)の事も知っており、サヤから連絡があったらしい。
かなりの高齢らしいが、霊能力は本物(らしい)。無事に痣が消えた後、主人公の方から
館を去るよう促されます。手助けすると申し出る彼女に主人公は外からオカルトに関する
情報を入手して欲しいと依頼します。
【広尾まどか】
とある製薬会社に所属する研究員。普段は冷静沈着だが、オカルトの話になると
感情的になる。第三章の調査で再びH小学校の名が浮上し、そこの2階を調査中に
怪異によって囚われていたのを発見し、保護すると回復後に仲間となる。
やはり痣があり、後半の探索では彼女を同行しないとテスト(ドイツ語)が受けられない
ため必ず同行(ただしボス戦の時は愛にチェンジが必須)。まどかは同僚だったという
頭川学という女性の行方を追っていました。頭川がまどかから盗んだ大事な物を取り
戻すためで、それは後で「戦時中の古い地図」だと分かります。地下壕の地図です。
今までのシナリオの流れからしてもそうですが、戦中戦後の何かが物語の根幹に関わ
っているような気がします。そして、この章では主人公同様に痣が消えないため解決後も
館に残ることに。
【大門修治】
祖父の影響で医師を志し、今はH市でクリニックを営む。腕は良いものの、周囲の
評判はあまり良くない。
【九条さや】
有名な心霊治療家であり、九条館の当主。主人公が館を訪れたその日、死体で
発見される。
◆第一章:花彦くん
二人の女子高生が、とある噂について話をしている。そして学校の女教師が行方不明で
彼女は痣について図書室で調べている最中、片腕だけを残して消えていたらしい。
話をしている二人の横を、一人の男が通り過ぎる。しかし彼は次の瞬間、見知らぬ館の
前にいた。彼には記憶がなかった。自分の名前すら思い出せない。館に入った彼を
出迎えたのは館の主である九条サヤの死体・・・しかし、明かりの灯った部屋に死体は
なく、血痕のみが残されていた。その上、亡くなった主人(サヤ)の遺志を継いで印人を
救う手助けをしていると語る動く(しゃべる)西洋人形のメリイ。全てが不可解な状況の中、
メリイは主人公に呪いによる死が迫っていることを告げる。そして、同じく痣を持った二人
の人間、萌とつかさが館を訪れてきた。二人は自身の呪いの原因が、今、学校で流行して
いる噂の「花彦くん」が原因ではないかと語る。そして主人公は二人のうち一人を伴って
廃校となっている学校へと出かける。そこで元刑事の真下と出会う。学校の探索が進み、
花彦くんが、その学校の校長の養子となった子供であり、女装癖があったことを養父が
許さず、学校の地下室で虐待とも言うべき粛清が行われた事が原因で、花彦が呪いを
振りまく存在へと変じていた事が判明した。パートナーに誰を選ぶかで多少展開に変化
がありますが、システム方面があまり良くないので全て見るのは面倒かも(-_-;)
とりあえず、私は最初のパートナーに萌を選び廃校となった小学校を探索。
必要なアイテムが揃うと自動的に章の最後でボス戦です。集めたアイテムを使って
ターン制の攻防なんですが、アクションではないので(笑)。使うアイテムを選ぶだけ
です。後は一緒に戦うパートナーは萌かつかさじゃないとダメです。真下を選ぶと
最初の攻撃で二人とも大人なため防ぎ切れず死亡エンド。
あと、倒し方(何を使って倒したか)によって破壊ルートと救済ルートに分かれます。
どうやらこの作品の最終章のエンドリストが2つに分岐するようで、一人でも仲間(?)
が死亡するルートを通っている必要があるものと、全員生存していないとダメなルート
があるようです。私は一応、破壊ルートの方も見ましたが、萌が落とした財布を取りに
戻ったまま帰らず、探しに行ってみると例の鏡が血まみれになっており・・・(-_-;)
先に進めるため一旦ロードで戻って救済ルートで先に進みました。
呪いの印が消えた萌とつかさは一旦退場(笑)。同じく印の消えた真下はメリイの頼み
もあって主人公を手助けするため館に残りました。
◆第二章:森のシミ男
H城樹海を夜にうろつくと、どうやら出没するらしい森のシミ男に呪われる。
この辺りに居を構えていた養蜂を生業としたカルト集団「蜂蜜家族」が、何らかの
理由で集団自殺。シミ男はその関係者らしい。裏切り者がどうのと話に出てくるので
その方面での推測が可能。正直、グロテスクな遺体に蜂が巣を作り蜜が出来てるの
は、気持ち悪い。食べ物をこんな風に描かれると、リアルに食せなくなりそうなので
マジやめて(-_-;)上記したように、翔と真下の痣は消えますが主人公とクリスティのは
ここでは消えません。あと、一番胡散臭そうな「神社」にはこのルートでは行けません。
◆第三章:くちゃら花嫁
くちゃら花嫁の正体は上記したように、不良グループによって乱暴された女性が悲観して
自殺した霊です。そこに愛犬とか恋人のミュージシャンの存在も絡んでいる感じ。
不良グループの連中はミュージシャンの恋人の復讐で殺されたようですし、彼自身もその
復讐が終ってから自殺。でもお互いに巡り会う事は(怨念とか色々強かったせいかも)出来ず
それぞれに彷徨っていたようです。たぶん最後は再会出来たのかな?(愛犬は登場したけど
恋人は出てこなかったので)。愛犬の名前は「ゲンタ」が正解です。
この作品、たぶん悪くはないのですが・・・肝心の怪異の絵がね、何ていうか・・・変な意味で
可愛いんですよ。いや、ブキミなんだけどポップ調っていうの?(^^ゞ
パッケージ並みにもっと大人向けのゾォっとする日本調で良かったんじゃない?と思う。
ちょっと中途半端な気がしました。
◆第四章:ずう先生
最初に何故か黒ウサギが館に入り込み、メリイと共に死んでしまいます。メリイは人形
なので死ぬっておかしいですが壊されてしまうというか。とにかく今後、メリイからの助言は
得られません。黒ウサギの正体も不明。痣の件で館を訪れていたアイドルの愛と一緒に
K宮町北通りのマンホールの下を調べると、アイテムと不審な浮浪者の情報が得られます。
外に出るともう一人の痣の持ち主である安岡と遭遇。一緒に館に戻った後で上記の事件が
起こりメリイ不在のまま、再び浮上したH小学校へと探索に向います。今度は2階を。
そこで各部屋を回って、囚われていたまどかを発見、保護すると前半の探索終了。
館に戻ってまどかから少し話を聞いた後、まどかが探索で利用可能になります。
まどかは元同僚の頭川学という女性に大事なものを盗まれたので行方を追っていました。
ぶっちゃけ、ずう先生=頭川です。元製薬会社の女性が何故H小学校の理科の先生を
やっていたのかは不明ですが・・・。後でまどかの口から頭川が怪異と化した原因が戦時の
地下壕にあるかも知れないと聞かされます。ずう先生は動物に執着しており、特に蛇を好み
姿もほぼそれと化していました。そして「シュラ様」と呼ぶ「何か」を崇拝しています。
シュラって、阿修羅とか?そっち系??うーん・・・。今回はどうしても最後の相棒が愛しか
選べない仕様なので破壊ルートだと彼女が死にます。救済ルートも・・・今までと比べても
随分とマニアックな(笑)「え?これで救われるのか?」って感じの変な終り方でした。
◆第五章:観音兵
◆第六章:雨の赤ずきん(PS4版は収録、vita版はDLC)
《総合感想》
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